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得意分野・不得意分野

PASSCELLには、その特徴を生かせる分野とあえて切り捨てた分野があります。 ここでは、そうしたPASSCELLが得意・不得意な分野を説明します。

従来のソフトウェアや手法との比較(メリット・強み)

plusicon 表計算ソフトウェア
表計算ソフトウェアは、基本的に"表"であるために2次元の要素を操作・管理しようと、とたんに参照・依存関係の 取扱いが悪くなり、視認性が失われてしまいます。
Passcellでは、情報の依存関係はツリーに沿って上から下へと整理されており、ノードのアイコンとしてシンボ ライズされているため、こうした破綻を防いでいます。
また、依存関係の途中に新たなノードを追加することによって、容易に情報の操作を拡張していくことが可能と なっています。
plusicon  UML記述ツール、フローチャート記述ツール、MindMap記述ツール
UMLはシステム技術者がシステムを設計するのには適しているでしょうが、そこで記述したモデルはそのままは 動作しません。
Passcellは、定義したモデル記述がそのまま実行環境となります。
これらのツールがあくまでもシステム技術者にとってのツールに留まるのに比べ、Passcellは、利用者にとって のシステム記述ツールであると言えます。
plusicon スクリプト言語
一般的なスクリプト言語は、その言語の語彙による"記述"によってのみあらゆる処理を表現する 必要があるため、その多くは語彙が肥大化し、 文法にも複雑なルールと制約が存在します。
Passcellでは、スクリプトの語彙を非常にシンプルなものに制限し、必要があれば、外部関数として 拡張できる仕組みにしているため、 エンドユーザにとって容易に習得できるものとなっています。
plusicon  ERP・PDMシステム、統合開発環境
これらのソフトウェアは、習得に時間がかかり、またコストも非常に 高いものとなっています。
また、柔軟性に欠けるため、初期の設計が 後々の運用コストや修正に対する柔軟性を制限してしまいます。
また、往々にしてそれらのソフトウェアが持つ機能には、実際には使われないものも多く、 小規模なサイトではコストに見合わないケースも見受けられます。
Passcellでは、エンドユーザがシステムを構築する事を想定して、非常にシンプルな構成であるにもかかわらず、 広範囲な業務に適用できる システム構築手段を提供しています。

向いていない処理(デメリット)

Passcellは、従来のソフトウェアでは実現が困難であったりコストがかかる問題を解決していますが、 一方で得意ではない適用分野も存在します。
ここでは、そうしたPasscellの不得意分野を解説いたします。
plusicon  高速処理、あるいは規定時間内での応答を必要とするシステム
Passcellでは、細切れの処理手続きを動的に成長させながら処理を行います。
このために、条件の組み合わせによっては応答時間が長くなる可能性は常に存在しています。 したがって、応答速度に対してシビアな条件を要求されるケースには向いていません。
plusicon  少ないリソース(ディスク、メモリ等)環境での動作を要求されるシステム
Passcellは、再利用性を高めるために非常に冗長な情報を操作しています。
このため、少ないリソースでは十分な情報処理を行うには向いていません。
plusicon  変化が少ない・ほとんどない業務システム
Passcellがメリットを発揮できるのは、システムが実行するルールが頻繁に変更されるケースにおいてと いえます。
そのため、恒常的に変化の乏しいシステムでは、より高速で少リソースで動作する手法の方が適している場合が あります。
plusicon  ユーザインターフェースに高度な要求のあるシステム
Passcellは、システムの柔軟性を確保するために、リッチなユーザインターフェースをあえて持ちません。
これは、高度なユーザインターフェース上の各種機能は、そのシステムの動作変更時の制約となるためです。
そのため、Passcellでは外部からPasscellを操作するためのAPIを提供し、業務やプロジェクトに合わせた ユーザインターフェースを実装する、という方針をとっています。

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